事業計画に必要なこと9選
起業への第一歩「ビジネスプラン」
こんにちは、高校生ブロガーのたろのすけです。
皆さんは起業してお金持ちになりたい!と考えたことはありますか?最近はSNSなどで起業で成功した人を身近に感じられるようになり、起業に対して憧れや目標を持つ人が多いように思えます。
そこで今回は、今起業したいと思っている人や将来起業することを視野に入れている人に向けて「事業計画」というものを紹介したいと思います。
これを読んで少しでもビジネスプランを考えていくきっかけとなれば嬉しいです。
目次
- 「事業計画」とは?
- 事業計画に必要なこと9選
- まとめ
「事業計画」とは?
「事業計画」とは、事業を運営していく際にその達成目的や目標、過程をしめした文書のことです。「ビジネスプラン」という方が聞き馴染みがあるかもしれません。
事業計画は、組織の内部、外部の両方に向けて発信されます。内部には事業の方向性を定め、意思決定をしていく際の指標となります。また外部には投資家や顧客が企業のことを深く理解するために必要不可欠なものとなります。
ではこの事業計画に書かなければならない要素を9つご紹介します。ビジネスプランを考えていく際にも参考になると思うので一つ一つ理解することが大切です。
事業計画に必要なこと9選
1,製品とサービス
その事業が提供する商品またはサービス。
その商品の独自性や、考えられるリスクやチャンスも分析する。
2, マーケティング
製品、サービスの顧客。
誰の、どんなニーズに答えるのか、またはどのような動機でその商品を購入するのかということ。
3,競合相手
すでにいるまたは、これから競合相手になるかもしれない存在を知っておく。また、他社とどうやって自社を差別化していくか、自分たちのビジネスが新しく参入したらどうなるかということ。
4,届ける方法
商品をどうやって生み出し、どのように届けるか。
原材料はどこから仕入れるか、作製は自社でするのか他社に委託するのかということ。
5,サプライヤー
そのビジネスに欠かせないものを提供してくれる相手はどこか。
6,物流
製品・サービスを顧客に届けるまでの全体的な道筋。
自社が顧客に提供するのか、企業間での取引なのか、インターネット取引なのかなど。
7,資金調達
出資者や集めた金額。
金額はいくら必要で、いつ必要になるのか。また、どんな形で出資してもらうのか。
8,認可と規制
自治体や国の規則を理解し、認可が必要かどうか確認する。
危険物を扱う際や国際的な取引をするときには国の許可が必要になってき売る場合が多い。環境基準や健康基準などを確認し認証が得られるか確認する。
9,財務計画
5年間の財務計画を作成する。
起業初期から5年目までの損益予測などをしておく。出口戦略も考慮しておく必要がある。
まとめ
起業するためには多くのことに配慮する必要がある。しかし、この過程を飛ばしたり、めんどくさがるとせっか目標をもった起業の計画が実行できなかったり、失敗に終わってしまうことになるかもしれないので大切にしていきたい。
日本は、起業予備軍が多い中、失敗を恐れたりビジネスプランがうまくまとまらなかったりして、起業を実行に移さない人が多くいる可能性がある。たしかに起業することは簡単ではなく、失敗することもあるかもしれない。しかし、起業すること、新しいなにかにチャレンジすることは楽しいことなので失敗を恐れずチャレンジして欲しい。
今回紹介する上で参考にした書籍は、アンドリュー・O・スミス[著]桜田直美[訳]「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」です。
この本は、今回紹介した起業のこと以外にもお金に関することが多く書かれているので、経済に興味を持っている高校生や、高校生じゃない人でも一度手にとって読むことをおすすめしたい。